ヨーグルトメーカー アイリスオーヤマのIYM-013レビュー！【3か月使ってみた】

最近、健康に気を付けようと思って、ヨーグルトを摂るようになりました。

ただ、そのヨーグルトの価格が高くてコスパが悪い…

毎日摂るには結構な負担になるので、自宅で手軽にヨーグルトを作れる「ヨーグルトメーカー」を購入しました。

3か月使用してみた結果、美味しいヨーグルトが手軽にできるので「購入して良かった」と思っていますが、その効果が具体的にどれほどかはまだよく分かりません。

今回のブログ記事では、ヨーグルトメーカー「アイリスオーヤマのIYM-013」についてのレビューをしていくので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

ヨーグルトメーカーとは？

ヨーグルトメーカーは、自宅で手軽にヨーグルトを作るための低温調理機器です。

一定の温度で牛乳を発酵させ、誰でも簡単に自家製ヨーグルトを楽しむことができます。

さらに、ヨーグルトだけでなく、納豆や甘酒など、さまざまな発酵食品の製作にも挑戦することが可能です。

ヨーグルトメーカー アイリスオーヤマのIYM-013

今回私が購入したヨーグルトメーカーは、アイリスオーヤマの「IYM-013」です。

アイリスオーヤマの「IYM-013」は、飲むヨーグルトも作れるヨーグルトメーカーとして人気があります。

一番の特徴は、「牛乳パックのままヨーグルトが作れる」という点です。

毎回器を殺菌する手間がかからず、衛生的にヨーグルトを手作りできるのが魅力となっています。

ヨーグルトの作り方は、種となるヨーグルトを牛乳に混ぜて、IYM-013に入れてスイッチを押すだけで簡単にできます。

アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーの違いは？

アイリスオーヤマはいくつかのヨーグルトメーカーを発売しています。

主な型番の仕様の違いは以下の通りです。

ヨーグルトメーカー	IYM-013	KYM-015	IYM-014	KYM-014
電源	AC100v (50/60Hz共通)	AC100v (50/60Hz共通)	AC100v (50/60Hz共通)	AC100v (50/60Hz共通)
容量	1000ml	1000ml	1000ml	1000ml
設定温度	25～65℃	25～65℃	25～65℃	25～65℃
タイマー	1～48時間	1～48時間	1～48時間	1～48時間
商品サイズ	156×156×274	156×156×274	156×156×274	156×156×274
重量	630g	630g	630g	630g

主な仕様に違いはありませんが、自動メニューの種類と付属品に違いがあります。

自動メニューの種類	IYM-013	KYM-015	IYM-014	KYM-014
プレーン	〇	〇	〇	–
カスピ海	〇	〇	–	–
甘酒	〇	〇	〇	–
塩麹	〇	〇	–	–
飲むヨーグルト	〇	〇	–	–

付属品	IYM-013	KYM-015	IYM-014	KYM-014
容器	〇 (２個)	〇 (２個)	〇	〇
水切りカップ	〇	〇	〇	〇
牛乳パック用クリップ	〇	〇	〇	〇
計量スプーン	〇	〇	〇	〇
かき混ぜ棒	〇	〇	–	–

アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーの価格の違いは？

アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーの価格の違いは以下の通りです。

付属品	IYM-013	KYM-015	IYM-014	KYM-014
Amazon	3,780円	–	2,909円	–
楽天市場	3,680円	3,597円	3,280円	2,918円
Yahooショッピング	3,980円	3,344円	2,702円	2,882円

安く買いたいなら「IYM-014」、多機能で人気の商品を選ぶなら「IYM-013」がおすすめです。

ヨーグルトメーカーは危険？食中毒になる？！

ヨーグルトメーカーはヨーグルトを作るための「菌」を育てる機械です。

ヨーグルトを作るための菌が好む温度は「40℃～45℃」ほどで、この温度帯はさまざまな雑菌も繁殖しやすい条件とされています。

「発酵は良い菌が増え、腐敗は悪い菌が増える」と理解していても、自分が作ったヨーグルトが正しく発酵しているかどうかは判断が難しいことがあります。

腐っているかの見分け方は、臭いが変で酸味がきつい、味がすっぱくなり、色が変わっている場合です。

見た目や臭いがヨーグルトでないと明らかな場合は、食中毒の危険性が高まるため注意してください。

ヨーグルトメーカーにカビが生えてた！

これは私の体験談です。

アイリスオーヤマの「IYM-013」の中を覗いてみたところ、ヨーグルトメーカーの底にカビが生えていました。

原因は、種になるヨーグルトが牛乳パックの外側に付着していて、それが機械の底に付いてカビ化していたようです。

カビがいつから生えていたかは不明ですが、食べたヨーグルトでお腹を壊すことはありませんでした。

いつからカビが生えていたかはわかりませんが、食べたヨーグルトでお腹を壊すことはありませんでした。

ヨーグルトメーカーでLG21やR-1を作ることはできる？

ヨーグルトメーカーを使用して、LG21やR-1などの機能性表示食品のヨーグルトを手作りできたら素晴らしいですね。

残念ながら、ヨーグルトメーカーで機能性表示食品のヨーグルトを製造することはできないようです。

機能性表示食品は、科学的な根拠に基づいた機能性を表示する食品です。

ヨーグルトは主に「サーモフィラス菌」「ブルガリカス菌」という乳酸菌が発酵してできるとされています。

これらの菌は約40℃から45℃の温度で8～10時間かけて発酵し、ヨーグルトになります。

R-1ヨーグルトに含まれる「Lactobacillus bulgaricus OLL1073R-1」と呼ばれる乳酸菌は、温度以外にもさまざまな環境で管理されて作製されるため、単純に温度管理だけでこの菌を増やすことは非常に難しいようです。

なので、単純に温度管理だけでR-1の菌を増やすことはとても難しいようです。

プロビオヨーグルトシリーズ（ＬＧ２１、Ｒ－１、ＰＡ－３）を種菌にしてヨーグルトを作ることはできますか
ご家庭で市販のヨーグルトメーカーなどを使用し、プロビオヨーグルトシリーズ（ＬＧ２１、Ｒ－１、ＰＡ－３）を種菌にすることでヨーグルトをつくることは可能です。しかし、乳酸菌のバランスが変化したり、乳酸菌が作り出す発酵成分の量が変化したりしますので、市販のものとは性質が異なる可能性があります。そのため、当社で生産している商品をお召し上がりいただくことをおすすめします。

株式会社 明治のよくある質問より

自宅でヨーグルトを作る場合は、最もシンプルなブルガリアヨーグルトが完成すると考えておくと良いかもしれません。

ヨーグルトメーカー アイリスオーヤマのIYM-013レビュー

アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー「IYM-013」を購入しました。

正直な感想としては、おもちゃみたいな印象。低温を保つだけの機械であるため、シンプルで良いと思います。

自動のプレーンヨーグルトを何回か試しましたが、ちょっとした酸味が感じられました。

現在は41℃で8時間発酵させています。

ヨーグルトメーカーで使える牛乳は「成分無調整牛乳」です。

ただし、他の牛乳でもヨーグルトになることもあるため、さまざまな組み合わせで実験してみると面白いかもしれません。

ヨーグルトの作り方は、1000mlの牛乳パックから100mlをコップに分けます。

次に、牛乳900mlになった牛乳パックにヨーグルトを100ml入れます。

ヨーグルト100mlは厳密でなくても大丈夫ですが、少なすぎると固まらない可能性があるため注意が必要です。

種となるヨーグルトの種類は好みによりますが、R-1やLG21などの機能性ヨーグルトの再現は難しいので、シンプルで安いブルガリアヨーグルトでいいかと思います。

牛乳とヨーグルトをよくかき混ぜますが、かき回すスプーンは殺菌しておくことが望ましいです。

かき混ぜる前に、手でべたべた触ると食中毒の危険性が高まるので注意してください。

よくかき混ぜて蓋をしたら、ヨーグルトメーカーに入れてスイッチオンでOKです。

私が使った牛乳とヨーグルト

私がヨーグルトを作るために使った牛乳は「メイトー酪農3.6牛乳」です。

ヨーグルトは「ホリ乳業 BB12プレーンヨーグルト」を使いました。

「メイトー酪農3.6牛乳」と「ホリ乳業 BB12プレーンヨーグルト」を混ぜ、ヨーグルトメーカーの設定を「41℃」「8時間」にしたところ、とろみがあって滑らかなヨーグルトが完成しました。

これがとても食べやすくておいしいです。毎日食べれるように常備しています。

賞味期限ぎりぎりのヨーグルトを使ってみた

半額札を付けられた賞味期限ぎりぎりの「雪印 ナチュレ 恵」を使って「41℃」「8時間」で作ってみたら、酸味の強いヨーグルトが完成しました。

種となるヨーグルトは新鮮なものを使った方がいいのかもしれません。

ヨーグルトメーカー アイリスオーヤマのIYM-013のまとめ

ヨーグルトメーカー アイリスオーヤマのIYM-013のレビューについて紹介しました。

3か月間、ヨーグルトを作って食べていますが、コスパにはとても満足しています。

ただ、ヨーグルトを食べることで実感できる特別な効果は感じませんでした。

それでも、手軽においしいヨーグルトを作ることができるので、これからも続けていきたいと思います。