毎年言うけど、今年の夏は暑いですね・・・外も暑いんだけど、部屋もまぁ暑い。冬は寒いし、部屋も寒い。
熱中症や寒さ対策のためにもエアコンの冷房・暖房は使うべきですが、我が家の室外機がめちゃんこうるさい。
集合住宅なので騒音の苦情やトラブルが起きないか心配・・・、エアコン室外機の振動対策としても使われる「防振ゴム」を購入してつけてみました。
結論から言うと

効果がなかった・・・
なぜ我が家の室外機には防振ゴムが効果がなかったのか?うるさい原因はどこあったのか?
エアコンの振動・騒音対策を探している人や防振ゴムを検討している人は是非参考にしてみてください。
エアコンの室外機がうるさい原因は?
エアコンの室外機がうるさい理由は、主に「振動」が原因となることが多いようです。
室外機には「モーター」「ファン」「コンプレッサー」といった、振動の原因となる機械が搭載されています。
これら振動する機械自体が経年劣化や汚れなどにより、うるさい音の原因となることもありますが、室外機のカバーや室外機全体も振動してしまい、うるさい音を発生させることもあります。

共振による「ビビリ音」とかだね!
エアコンの室外機がうるさい原因の特定
室外機のどこがうるさいのか?原因を特定するのはそれほど難しくはありません。自分のできる範囲でやれることをやってみましょう。
室外機の掃除
室外機はその雨風に晒され、泥や草木などの汚れが付着しています。まずは室外機の周りを拭いたりしてきれいに掃除してみましょう。
室外機のカバーを開けるのは危険です。開ける場合はプロの方にお願いしましょう。

正直、我が家では効果なしでした。そもそも新品でもうるさい時ありますよね。
室外機のカバーを手で押さえる
室外機が振動によってうるさい音を発生している場合、室外機のカバーを手で押さえることで音が静かになることがあります。
ネジ緩みなどにより室外機の金属カバー同士がぶつかり合い、音がうるさい原因となります。
ネジを締めなおしたり、室外機の上に重い物を置くことによって静かになる可能性があります。

これが一番効果を感じやすいから、いろんなとこを押さえてみることをおすすめするよ!
室外機を持ち上げる
室外機そのものが振動し、地面のコンクリートなどとぶつかり合い、うるさい音を発生している可能性があります。
室外機を持ち上げることで音が静かになる場合には、室外機の置く位置を変えてみたり、重い物を置くことで静かになる可能性があります。

室外機がガタガタ揺れて音が出てるイメージだよ。この場合だと防振ゴムの効果に期待できるよ!
室外機の振動対策で使われる防振ゴムとは?
室外機のうるさい音や振動対策について調べると、「防振ゴム」がおすすめされている場合があります。
防振ゴムは、振動を軽減してくれるゴムのことです。
元々ゴムは振動や衝撃に強い性質を持っていますが、より振動を吸収しやすい凹凸加工をしたゴムを防振ゴムとして販売しています。
使い方や取り付け方は簡単で、室外機と地面の間に挟んで設置するだけ。
大きさもカッターで簡単に調節できるので、専門的な知識を必要としない便利なゴムです。

洗濯機や冷蔵庫、扇風機などの振動対策としても効果に期待できるよ。
TRUSCO(トラスコ) 防振パット
私が購入した防振ゴムは「TRUSCO(トラスコ) 防振パット10×300×300 OH-10」です。
Amazonで880円×2枚購入しました。(価格は2021年7月19日現在)

防振ゴムは表裏で互い違いに溝が入っていて、この溝が振動を軽減してくれる構造なのだと思います。

TRUSCO(トラスコ)の防振ゴムには50ミリ間隔にV溝があり、この溝をカッターで切ることで簡単に大きさを調節できます。


エアコンの室外機に防振ゴムを取り付けた結果・・・
我が家のエアコンのメーカーは日立の白くまくんです。
冷房や除湿、暖房にすると室外機のファンが回りだし、しばらくすると「ビビビビビビビ!」というビビリ音のような音が鳴ります。
ビビリ音は、振動で金属の隙間が接触しあってうるさい音が発生する現象です。
この音が部屋の中にいてもうるさく、集合住宅の隣や上下の部屋にも響く音で間違いありません。
去年、室外機のカバーを外して中を見てみたのですが、うるさい原因ははっきりわかりませんでした。
今年は防振ゴムを設置!これで音が静かになるのでは?と期待してます。
まずは1枚設置。

結果・・・変わらず音がうるさいままで効果なし・・・
次に防振ゴムを2枚重ねて設置。

結果・・・変わらず音がうるさいままで効果なしでした。

防振ゴムでの対策は失敗したっ!
エアコンの室外機がうるさい原因は別なところに・・・
我が家のエアコン室外機は、防振ゴムを設置してもうるさい音が静かになることはありませんでした。
他、室外機のカバーを外してコンプレッサー部分にスポンジを挟んでみたり、室外機の上に重いものを置いてみたり・・・対策として有名なことを試してみたけれど、やっぱりうるさいままで効果なしでした・・・
このうるさい音を静かにする方法はないのか・・・とあきらめかけた時、ふと触った場所が騒音の原因でした。
それは・・・ファンの前にあるプラスチックの網カバー!

この室外機についている網カバーを手で押さえるとうるさい音が静かになる!
どうやら網カバーが振動し、室外機の金属部分とぶつかり合ってうるさい音が発生していたようです。

とりあえず応急処置としてガムテープを挟みました。

5、6か所ガムテープを挟みエアコンを起動してみると・・・なんと劇的に音が静かになりました!
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エアコンの室外機に防振ゴムを付けてみたのまとめ
エアコンの室外機に防振ゴムを取り付けてみた結果について紹介しました。
我が家の室外機のうるさい音の原因は網カバーにあり、ガムテープを挟むことによって音が改善しました。
肝心の防振ゴムですが、劇的な改善は見られないものの、取り付けることによって室外機そのものの振動が和らいだ気がします。
防振ゴムは1000円以下でできる騒音対策なので、まずは試してみるのもおすすめです。余れば洗濯機などにも利用できますし。
エアコンの室外機の音を静かにする方法として、まずいろいろな部分を手で押さえてみると原因が特定できるかもしれません。
金属のカバーはもちろん、カバーの上下左右、裏側、プラスチック部分など、10cm離れた場所でも指で押さえると音が変わったりします。
エアコンの室外機がうるさいな~と感じている人は、この記事を参考に防振ゴムや指で押さえるやり方を是非試してみてくださいね。
