楽天市場では支払い方法を「後払い」にできるのご存知ですか?
手数料は必要ですが、「今月お金がなくてピンチ!」という時に嬉しい決済方法です。
他にも、入金を待たずにすぐに発送してもらいたい、商品を見てからお金を支払い時にとても便利です。
今回は、楽天市場から後払い決済にして、コンビニで支払う方法をご紹介していきます。
楽天市場の後払い決済 NP後払い アトディーネとは?
楽天市場の注文を後払い決済にするためには、「NP後払い」または「アトディーネ」という方法を利用します。
「NP後払い」は、株式会社ネットプロテクションズによる後払い決済です。
「アトディーネ」は、ジャックス・ペイメント・ソリューションズ株式会社の後払い決済です。
楽天市場から後払い決済をすると、「NP後払い」または「アトディーネ」から請求書が届きます。
どちらの後払い決済を選ぶことはできませんが、手数料や支払い期限などの条件は一緒なので安心して後払い決済にすることができます。
楽天市場の後払いの会員登録は?
「NP後払い」と「アトディーネ」の請求書は、購入した商品と同じ住所へと送付されるので、面倒な会員登録なしで利用可能です。
ですが、「NP後払い」の場合は、会員登録することで「200円につき1NPポイント」を貯めることができます。
「NPポイント」は、楽天市場で貯まる「楽天スーパーポイント」とは別で貯まるポイントになるので、ポイントの2重取りが可能となります。
アトディーネにはポイントがないので「アトディーネよりNP後払いの方が少しだけお得」ということになりますね。
「NP後払い」で貯めたポイントは商品交換や懸賞応募に使ったり、同じ会社のもう1つの後払いサービス「atone」でお買い物する時に使用することができます。
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楽天市場の後払いの支払い期限は?
「NP後払い」「アトディーネ」共に、支払い期限は請求書発行後14日以内です。
「注文してから」や「請求書が届いてから」ではなく、「請求書発行後」であることに注意してください。
楽天市場から後払いで決済後、請求書は商品と一緒に同封される場合や、商品とは別で送られてくる場合があります。
なので、請求書が手元に届く頃には、期限まで数日過ぎていることにもご注意ください。
また、「別お店から後払い決済した場合」や「同じお店でも別のカートから注文し場合」は請求書は別々で送られてきます。それぞれの請求書で支払いましょう。

それぞれの後払い決済で手数料が必要になるから、1回にまとめて注文すると手数料を節約できるよ。
楽天市場の後払いの支払い方法は?
楽天市場で後払い決済をすると、以下のような請求書がハガキで送られてきます。
アトディーネの請求書


NP後払いの請求書


届いた請求書を持ってコンビニのレジへ持って行き、期限までに支払えば楽天市場での後払いの完了となります。
支払いができるコンビニ
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- コミュニティ・ストア
- セイコーマート
- ポプラ等
後払いの支払いは、請求書でのコンビニ払いだけではなく、銀行振込も可能です。
請求書には振込先口座が記載されているので、そちらへ振り込めばOKです。
ただし、銀行への振込手数料が別途必要なので注意してください。
振込先口座は毎回違うので注意してください。
LINE Pay請求書支払い
「NP後払い」の場合、コンビニ払い、銀行振込の他にも「LINE Pay請求書支払い」が可能です。
やり方は簡単で、届いた請求書のバーコードをLINE Payのコードリーダーで読み込むだけでOKです。
LINE Payを利用している人にとっては便利な支払い方法なので利用してみてください。
楽天市場の後払いの審査や上限額は?
楽天市場の後払い「NP後払い」と「アトディーネ」の審査ですが、クレジットカードやキャッシングといった審査と比較しても甘いです。
後払い決済の審査は、クレジットカードやキャッシングでお金を借りるための「個人信用情報」が必要ではありません。
なので、多重債務者でもブラックでも携料金帯滞納者でも、楽天市場での後払いを利用することが可能です。
審査が甘いとはいえ、過去に後払いで滞納などのトラブルがある場合は、審査に落ちる可能性があるので注意してください。

アトディーネはジャックスカードの利用履歴を確認するらしいので、そちらでトラブルがある人は少し厳しいかも?
楽天市場で後払いが可能な上限額は54,000円です。
この上限額は全員が満額使えるわけではなく、後払いの利用状況や店舗の設定によって下がる場合があります。
審査にかかる時間は、数秒~数時間で完了するようですが、店舗側の営業時間や営業日によって違いがあるようです。
後払いを滞納するとどうなるの?
後払いの支払いを滞納してしまうと利用に制限がかかるなど、今後の後払い利用に影響が出ます。
また、滞納期間が長くなると、弁護士法人などの債権回収機関に債権の回収を委託され連絡が来ます。
最悪の場合、裁判などの法的処置がとられる可能性があるので、速やかにお支払いを済ませましょう。
楽天市場の後払いの手数料は?
楽天市場で後払い決済を選択した場合、「NP後払い」「アトディーネ」どちらも手数料250円かかります。
この手数料は「請求書発行費用」なので、支払い方法をコンビニ払いではなく銀行振込にしても必要になる手数料です。
手数料は後払いの請求額に含まれるので、商品代と一緒に支払うことになります。
請求書は後払い決済ごとに発行されるので、複数のお店で後払い決済をすると、その分だけ手数料も必要になります。
手数料を節約するためにも、1回の注文で後払い決済することをオススメします。
楽天市場で後払い決済にするやり方
楽天市場で注文する商品を、後払い決済にするやり方はとても簡単です。
まずは、楽天市場で欲しい商品をカートに入れ、お支払い方法の選択まで進みましょう。
お支払い方法が表示されたら「後払い決済」を選択して注文を確定させればOKです。

あとは、商品と請求書が送られてくるのを待ち、後払いの支払いを済ませましょう。
楽天市場で後払い決済ができるオススメ店舗
楽天市場で後払いが可能と言っても、すべての店舗で後払いができるわけではありません。
店舗の設定により後払いができないお店もあるので、事前に店舗の支払い方法を確認することをオススメします。
後払いにするメリットは以下のようなものが挙げられます。
- 注文後、着金を待たずに発送可能
- 料金支払い前に商品を確認できる
- クレジットカード情報を入力する必要がない
- 宅配ボックスで受取り可能
楽天市場で後払い決済ができるオススメの店舗は「楽天24」です。
楽天24とは、食品や洗剤、トイレットペーパー、お水などの、毎日使う日用品をまとめて注文できる通販サイトです。
楽天24では生鮮食品こそ買えないものの、食品や日用品を注文できるネットスーパーのように利用できるのでオススメです。
楽天24の送料は660円(沖縄1,100円)必要ですが、3,980円以上注文すれば送料無料です。上手にまとめ買いをして、無駄な手数料を節約しましょう。
楽天市場の後払い決済の使い方まとめ
楽天市場の後払いは「NP後払い」「アトディーネ」の2つがあります。どちらの後払いにするかは選べないので、届いた請求書で支払いましょう。
請求書は商品と一緒、または商品とは別に送られてきます。請求書発行から14日以内に支払いましょう。
楽天市場から後払いにできる限度額は54,000円。手数料は250円です。
お金がなくて今月ピンチ!という時の食品購入にとても助かる後払い決済です。
特にオススメは楽天24での後払いなので、是非利用してみてください。