もう10年以上、歯医者に行っていませんでした。
歯磨きもさぼりがちで、改めて鏡で歯を見ると、小さな茶色い虫歯のような点が見つかりました。
さらに、鏡では見えにくかった親知らずの奥歯が真っ黒になっていることに気づきました。
やはり歯医者に行かなければ…と思い、10年以上ぶりに受診しました。
すると、「うちの歯医者では親知らずの虫歯は抜く方針です」と言われてしまいました…
今回のブログ記事では、「親知らずの抜歯費用」や「実際に感じた痛み」、「抜歯後の腫れ具合」などについて紹介したいと考えています。
上と下の親知らず合計3本抜いてきたので、抜歯に興味がある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
上の親知らずは大丈夫だったけど、下の親知らずは2度と抜きたくないです…
親知らずを抜歯する前の私の状況
親知らずを抜歯する前の私の状況は以下の通りです。
- 40代男性
- 前歯等に薄茶色の虫歯が数か所
- 親知らず上2本・左下1本に虫歯
- 抜歯経験なし
- 歯医者10年以上ぶり
- 国保
子供の頃から歯磨きをしっかりやらなくても虫歯にならなかったので、虫歯のことはあまり気にかけていませんでした。
しかし、40歳を過ぎて健康に気を使うようになり、歯も改めてしっかりと見てみると、前歯や親知らずに虫歯が見つかりました。
ネットで調べたところ、歯磨きだけでは対処しきれないほどの虫歯のようだったので、歯医者に行くことを決意しました。
親知らずの抜歯でかかった費用は?【上側編】
歯医者で親知らずの虫歯を診てもらったところ、「当院では親知らずの虫歯は抜歯する方針です」と説明されました。
歯を抜くということには不安を感じましたが、抜歯をお願いすることにし、上の左右と左下の親知らずの計3本を抜くことになりました。
当日、レントゲンを撮り、左上の親知らずを抜歯しました。
この初診と親知らず抜歯の費用は以下の通りです。
費用 | 保険 |
---|---|
合計 | 15,800円 |
負担額 | 4,740円 |
合計費用は「15,800円」、国保なので3割負担で「4,740円」の値段となりました。
親知らずを抜く麻酔や手術費用よりも、検査やレントゲン費用の方が高いみたいですね。
親知らずを抜歯すると痛い?腫れる?
歯医者で親知らずを抜く前に、歯茎に麻酔の注射をします。
この麻酔注射がズキンと痛いですが、1か所だけでなく、2、3か所に麻酔することもあります。
ただ、麻酔が効いてしまえばすぐに感覚がなくなり、親知らずの抜歯は全く痛みを感じませんでした。
親知らずを抜くメキメキという音は怖いけどね…
抜歯後は縫う必要もなく、軽く綿のようなものを噛んで終わりました。
麻酔後の抜歯は思ったよりも時間がかからず、1、2分で抜き終わりました。
麻酔が2、3時間ほどかけて徐々に切れてきましたが、あまり痛みがありませんでした。
ネットの口コミや評判では「痛い」「抜かなきゃよかった」という内容を見かけますが、正直こんなものか…という感想です。
食事は4、5時間後に摂りました。
抜歯した側では噛まないように気をつけましたが、特に痛みは感じませんでした。
ハンバーグ弁当とポテトチップを食べたけど大丈夫だったよ。翌日以降、腫れることもありませんでした。
後日、右上の親知らずも抜歯しましたが、麻酔が痛かったこと以外は、抜歯後も痛みや腫れはありませんでした。
親知らずが抜けた歯茎の穴は、血が固まることで埋まっていくようです。
うがいや歯磨きで血の塊を洗い流してしまわないよう注意が必要です。
3か月ほど経った今では、多少の凹みがある程度になってます。
親知らずの抜歯でかかった費用は?【下側編】
左下の親知らずの抜歯費用は以下の通りです。
下の親知らずの抜歯費用は「8,310円」で、国民健康保険の3割負担で「2,490円」になりました。
下の親知らずは顎の骨にしっかりとくっついているため、上の親知らずよりも抜くのが難しいとされています。
また、神経に近いため、抜歯後に口が開きにくくなったり、残る痛みなどの後遺症が残る可能性もあるため、慎重に検討する必要があります。
手術点数も、上の親知らずが270点なのに対し、下の親知らずは500点と高く設定されています。
さらに、麻酔の使用量も多いため、下の親知らずの抜歯は上の親知らずよりも費用が高くなります。
抜歯の翌日には消毒のために歯医者に行き、費用は「600円(3割負担180円)」でした。
また、1週間後には抜糸のために行き、費用は「1,310円(3割負担390円)」でした。
下の親知らずを抜歯すると痛い?腫れる?
下の親知らずの抜歯は痛みが強いです。正直、もう二度と抜きたくありません。
下の親知らずは顎の骨にしっかりとくっついているため、抜くのが大変です。
麻酔を多く使わないといけないため、複数回歯茎に注射されます。
麻酔が効き始めたら抜歯が始まりますが、ゴリゴリ・メキメキという音と感触を繰り返してやっと抜けます。
体感で5分以上の長い時間をゴリゴリされていた気がします…
抜けた後の穴は大きく、糸で縫うことになりました。
麻酔が切れた後は、ズキズキとした痛みが強く感じられます。
痛み止めを飲めば緩和されますが、効果が切れた後はやはり痛みがあります。
腫れることはありませんでしたが、結局痛みは2週間ほど続きました。
夜も眠れないくらい痛かったです…
虫歯で親知らずの抜歯の費用や痛みについてのまとめ
虫歯で親知らずを抜く際の費用や痛みについて紹介しました。
上の親知らずは、思っていたよりも簡単に抜歯してもらえました。
抜歯後の痛みも少なく、3か月経った現在では何の問題もありません。
保険が適用されるため、費用も手頃です。
しかし、下の親知らずを抜くのはかなり大変です。
神経に近いため、痛みや後遺症のリスクを考える必要があります。
私は夜も眠れないほどの痛みを感じ、二度と抜きたくないと思いました。
抜歯から2か月が経った現在では、親知らずを抜いた下顎の骨が歯茎に干渉し、多少の痛みが出ています。
歯医者さんに相談したところ、様子を見るしかなさそうです。
みなさんは下側の親知らずを抜く必要がないように、しっかりと歯磨きしてくださいね。
また、下の親知らずを抜歯する場合は覚悟を決めておきましょう…