VRゴーグル「PICO4」を購入しましたが、パソコンと接続するのに「Streaming Assistant」だと微妙に画質が悪い…
そこで購入したのが「Virtual Desktop」です。
Virtual DesktopはPICO4でパソコンを無線で接続し、パソコン画面をPICO4からリモート操作できる便利な有料ソフトです。
Streaming Assistantと比べて画質が綺麗なので、ゲームやVR動画を楽しむのにおすすめです。
今回のブログ記事では「PICO4でVirtual Desktopの購入方法」と「パソコンとVirtual Desktopを接続するやり方」を紹介します。
PICO4を使っていてVirtual Desktopの買い方に迷っている人や購入後の初期設定について気になる人は是非参考にしてみてください。
Virtual Desktopとは?
Virtual DesktopはPICO4とパソコンを無線接続し、PICO4からパソコンをリモート操作することのできる有料ソフトです。
Virtual Desktopを使えば、PICO4のVR環境内でパソコンブラウザを見たり、PCゲームやPC作業を行うことができます。
PICO4のVRコントローラーでパソコン操作できますが、PC作業を行う場合はパソコンに接続してあるマウスやキーボードをそのまま使うことが可能です。
Virtual Desktopは無料ではなく有料ソフトになります。
Virtual Desktopの価格:2,208円(202212月21日現在)
Virtual DesktopはPICO4のストア(アプリ)から購入することができます。
必要スペック
- Windows 10 or 11 64-bit or macOS Mojave (10.14+)
- Intel Core i5-2500k or equivalent
- Wired computer to 5 GHz AC or AX Wi-Fi router
- PCVR game streaming requires a VR Ready PC (GTX 970) running Windows
私のパソコン環境でも問題なく動きました!
我が家のパソコンスペック
- プロセッサ:Intel(R) Core(TM) i7-10700 CPU @ 2.90GHz 2.90 GHz
- メモリ:16.0 GB
- グラボ:NVIDIA Quadro P620
Virtual DesktopとStreaming Assistantの画質の違いは?
パソコンとPICO4を接続するには、無料の「Streaming Assistant」があります。
有料の「Virtual Desktop」は、購入してまで利用する価値はあるのでしょうか?
PICO4の利用目的や設定などで大きく変わると思いますが、今回は私の主な目的である「画質」に焦点を当てて違いを紹介したいと思います。
結論から言うと、私の個人的な感想としては「Streaming Assistant」と比較して「Virtual Desktop」の方が画質が良いです。
パソコンで再生するVR動画や3Dゲームの輪郭も綺麗に見えるので、PICO4をより楽しみたい場合にはVirtual Desktopがおすすめです。
Virtual DesktopとStreaming Assistantの画質の比較
Virtual DesktopとStreaming Assistantの画質の違いを比較するのは難しいですが、Virtual Desktopを使ってみて画質の違いを一番感じたのは「VRChat」でした。
Virtual Desktopの画質(スクショ)
Streaming Assistantの画質(スクショ)
スクショを比較してますが、Virtual Desktopの方が文字の輪郭がくっきり見えて読みやすく見えます。
文字の部分を切り取ってみました。Streaming AssistantよりVirtual Desktopの方が綺麗に見えませんか?
Virtual Desktopはより細かな設定が可能なので、パソコン環境によってはもっと画質が綺麗に見える設定が可能かもしれません。
Virtual Desktopの設定はデフォルトのままでStreaming Assistantより画質が綺麗でした!
PICO4へ支払い方法を追加するやり方
PICO4ならStreaming AssistantよりVirtual Desktopの方が画質が綺麗で、PICO4を長く使うならVirtual Desktopを買う価値がある!と私は思っています。
Virtual Desktopを入手するためには、PICO4のストアから購入する必要があります。
しかし、なぜかPICO4本体だけでは購入することができません。
Virtual Desktopを購入するためには、スマホにPICOアプリをインストールしてから購入する必要があります。
手順が少し複雑になりますが、PICO4でVirtual Desktopを買うために支払い方法を追加するやり方について紹介していきます。
VRアシスタント for PICOをインストール
PICO4のヘッドセット単体ではVirtual Desktopなどの有料アプリをPICOストアから購入することができません。
スマホに「VRアシスタント for PICO」をインストールして支払い方法を追加する必要があります。
スマホに「VRアシスタント for PICO」をインストールします。
VRアシスタント for PICOを起動したら「利用規約に同意」をして次へ進みます。
「お使いのPICOヘッドセットのモデルを選択してください」と表示されるので「PICO4」を選択して「OK」をタップします。
アプリの下「デバイス」から「ログイン」をタップしてPICOアカウントにログインするとPICO4ヘッドセットが登録されます。
登録されたPICO4ヘッドセットが正しいか心配な場合は、アプリに表示されているシリアル番号とPICO4のシリアル番号が同じかどうかを確認してください。
PICO4ヘッドセットのシリアル番号は「設定 → 一般 → デバイス情報」から確認できます。
PICO4をアプリに登録したらストア内での支払い方法を追加します。
VRアシスタント for PICOアプリの下「メニュー」から「お支払い方法」をタップします。
PICOストアでの支払い方法は「PayPal」「クレジットカード」「デビットカード」を登録できます。
クレジットカードの登録が不安な場合は、プリペイド式のバンドルカードがおすすめです。
PICO4でVirtual Desktopの購入方法
「VRアシスタント for PICOアプリ」に支払い方法を追加すると、PICO4ヘッドセット内で有料アプリを購入することができます。
早速、PICO4でVirtual Desktopを購入してみましょう!
購入方法は簡単です。
まずは「PICO4起動 → ストア」から「Virtual Desktop」を検索します。
2023年1月5日現在、Virtual Desktopはランキング上位にあるので「アプリランキング」からでも簡単に見つけられるかと思います。
Virtual Desktopを見つけたら、右上「JPY 2,208」をタップして「支払う」を選択すれば購入完了となります。
購入したら次はインストールだ!
パソコンにVirtual Desktopをインストールするやり方
PICO4でVirtual Desktopを利用するには、パソコンにもVirtual Desktopをインストールする必要があります。
パソコン版のVirtual Desktopは、公式サイトから無料でダウンロード・インストールすることができます。
Virtual Desktop公式サイトから「Download Streamer App」をダウンロード・インストールしてください。
インストールしたVirtual Desktopを起動して初期設定を行います。
初回の起動で「Potential Problems Found」というエラーが表示されましたが、問題なければ「Close」をクリックします。
ネットワーク関連のエラーのようでしたが、私の場合はCloseで問題ありませんでした。
「Virtual Desktop Streamer」と表示されるので、「Pico Username」の欄に、PICO4ヘッドセットにインストールしたVirtual Desktopアプリのユーザーネームを入力します。
ユーザーネームはPICO4のVirtual Desktopを起動すれば確認できます。
パソコンとPICO4のVirtual Desktopを同時に起動していれば自動で入力できました。
ユーザーネームを登録すれば、PICO4側でVirtual Desktopを起動すると自動でパソコンと接続されます。
PICO4とパソコンをVirtual Desktopで接続するやり方のまとめ
PICO4とパソコンをVirtual Desktopで接続するやり方について紹介しました。
PICO4とStreaming Assistantの画質に不満がある場合にはVirtual Desktopがおすすめです。
有料アプリとなりますが、画質が綺麗になるのでゲームやVR動画を楽しみたい場合には購入をおすすめします。
購入方法はアプリを入れたり支払い方法を追加したりと面倒ですが、このブログ記事を参考に是非購入してみてくださいね。