「旅行の思い出を記録したい!」という思いから、格安の中華製アクションカメラ「Crosstour CT9500」を購入しました。
なぜ、「Crosstour CT9500」を選んだのかというと、アクションカメラ初心者ということもあり、高価なGoProを買う前に手ごろなアクションカメラをお試ししたかったからです。
結論から言うと、使い方はとてもシンプルで使いやすい。映像については1万円を切る価格の割には綺麗でした。
特に良かった点は「手振れ補正」で、歩いて撮影する分には十分綺麗な映像を撮ることができました。
今回は、Crosstourの使い方や使ってみたレビュー、公式サイトについて紹介するので、安いアクションカメラを探している人は是非参考にしてください。
Crosstour CT9500は現在販売しておりません。
Crosstourとは?公式サイトはある?
Crosstourとは、中華製のアクションカメラメーカーです。
公式サイトによれば、2017年7月に設立された会社で、製造会社は「Shenzhen Long Tou Optics CO.,LTD.(深圳市莱通光学科技有限公司)」と記載されています。
公式サイトの利用規約には「SHIJIE TRADINGLTD」という名称が含まれており、住所はロンドン、登録者は中国籍であることがわかりました。
また、「Shenzhen Long Tou Optics CO.,LTD.」で検索してみると「Shenzhen Laitong Optical Technology Co., Ltd.(深圳市莱通光学科技有限公司)」が、Crosstourの親会社となるようです。
「深圳市莱通光学科技有限公司」については具体的な詳細は不明です。
Crosstour CT9500の評価・口コミは?
Crosstour CT9500は581個のレビューから星4.1の評価(2023年7月29日現在)を得ていますが、2020年のアクションカメラなので古い評価が多い印象です。
また、価格が高騰していることもあり、2023年現在には合わない評価かな~という印象です。
Crosstour CT9500の仕様は?
Crosstour CT9500の仕様は以下の通りです。
仕様 | CT9500 |
---|---|
動画解像度 | 4K 50fps |
画像解像度 | 20MP |
動画・画像 フォーマット | MP4 JPEG |
バッテリー | 1350mAh |
外形寸法 | 61x45x24mm |
マイク | 内蔵 |
リモコン | なし |
MicroSD | 8~128GB |
タイムラプス | 〇 |
手振れ補正 | 〇 6軸EIS |
- Wi-Fi接続可、Android / iOS対応
- 防水ケース付き、水深30m
- 2インチ液晶
- 170°広角レンズ
- ループ録画
Crosstuor CT9500の付属アクセサリーは?
Crosstuor CT9500に付属するアクセサリーは以下の通りです。
- アクションカメラ本体
- 防水ケース
- 充電器
- バッテリー×2
- 保護ドア
- USBケーブル
- 固定マウント
- 360°アダプタ
- ストラップ
- 自転車スタンド
- ベース
- ヘルメットマウント
- スイッチサポート
- 3M 粘着テープ
- クリップ
- 清浄用布
- ネイキッドフレーム
CT9500は付属品のアクセサリは豊富です。
特に一番嬉しい付属品は「バッテリー2個」です。
アクションカメラはバッテリー持ちが悪く、Crosstuor CT9500はフル充電のバッテリーで最大90分の連続撮影となります。
予備のバッテリーがあれば、撮影中に充電が切れたとしても安心ですよね。
Crosstour CT9500のレビュー
ここからは、Crosstour CT9500を実際に使ってみた感想・レビューを書いていきます。
2020年のお正月、富士宮浅間神社へ初詣に行った時に撮影した写真や動画を載せつつご紹介します。
Crosstour CT9500の写真画質
CT9500は最大20MPで撮影できるので、かなり綺麗な写真を撮影できます。ただ、魚眼レンズで撮影したような写真になります。
周辺がぐにゃ~っと歪んで見えるよ。
画質はとてもきれいで、富士山も綺麗に撮れてますよね。
風景は綺麗に撮影できますが、文字などの接写は苦手です。
近くの物や文字を撮影するには不向きですね。
Crosstour CT9500の動画画質
Crosstour CT9500で撮影した富士宮浅間神社の初詣の様子です。
- 720p 60fps
- 手振れ補正ON
- 池を写したシーンで一旦手振れ補正をOFFにし、その後ON
手振れ補正の効果はかなり有効で、歩きながらの撮影でも揺れを感じさせません。滑らかな映像が撮れる点は素晴らしいです。
ただし、CT9500は音声の録音には向いていないようです。
会話をした場面でくぐもった感じで録音され、音質が悪く聞き取りにくいです。録音ボリュームも低めで、再生時にはボリュームを上げないと話し声が聞き取れませんでした。
CT9500は外部マイクを付けることができません。映像だけでなく音声もきれいに撮りたい場合は他のアクションカメラを検討した方が良さそうです。
また、CT9500の夜間撮影についても注意が必要です。
暗い風景にはかなり弱く、田舎の暗闇などでは撮影が難しいです。
街中の夜景は街灯や看板の光を拾って撮影できることがありますが、夜間撮影を重視する場合は他の高性能なアクションカメラを検討することをおすすめします。
4K画質について
Crosstour CT9500の4K画質については疑問が残ります。
後日、DJI Pocket 2と4K画質を比べてみましたが、相手になるレベルではなかったです。
4Kを撮影する目的でCrosstour CT9500を購入するのはおすすめしません。
Crosstour CT9500とAPEMAN A79との比較
APEMAN A79という、こちらも中華製の格安アクションカメラを購入しました。
2つの映像を見比べてみたら、Crosstour CT9500の方が手振れ補正や色などが優秀なのがわかります。
APEMAN A79の動画
Crosstour CT9500の動画
両方ともフルHD 30fps 手振れ補正ONで撮影してます。
どうでしょう?Crosstour CT9500は、手振れ補正を含めて映像綺麗じゃないですか?
ただ、音声に関してはAPEMAN A79の方が優秀でした。
Crosstour CT9500の使い方とレビューまとめ
Crosstour CT9500の使い方とレビューについて紹介しました。
Crosstour CT9500は手振れ補正がかなり効果的で、旅の思い出の風景を撮影するのにはピッタリだと思います。
Go Proの1/4程度の価格だと考えれば、価格以上に高品質な撮影ができるアクションカメラだと私は思います。
ただ、価格が安い分、輪郭がやっとした映像になるので、より綺麗な動画を撮影したい場合にはGo ProやDJI Pocket 2など高価なアクションカメラをオススメです。
安くてコスパの良い手振れ補正の強いアクションカメラを探しているなら、Crosstour CT9500を検討してみることをおすすめします。