友人が中古車を買うのでナビを探してました。
「へ~Androidのナビがあるんだ~」と感心しましたが、だったらタブレット付けた方が大きくて見やすいんじゃないか?ということで「VANKYO タブレット S30」を購入しました。
このVANKYOのS30、古いタイプはAndroid9.0、新しいタイプはAndroid10.0になっていて、今回購入したのは2021年NEWモデルのVANKYO S30となります。
結論から言えば、ブラウザ・動画閲覧なら、価格2万円以下で購入できる低価格タブレットとしてコスパ最高です。
ただ、スペック的には低いので、ゲーム目的で購入するのはオススメできません。
今回は、VANKYO S30を使ってみた感想・レビューをご紹介するので、タブレット購入の参考にしてください。
VANKYO(バンキョー)とは?
VANKYOは、プロジェクターやタブレットなどビジュアルディスプレイを開発・販売している会社です。
親会社は「深圳万迈科技创新有限公司」で、AmazonやHuawei、Lenovoなどの技術専門家で構成された急成長中の会社となります。
VANKYO以外にもアクションカメラやドライブレコーダー「Vantop」・ドローン「SNAPTAIN」・ネットワークカメラ「HeimVision」など、複数の人気ブランドを運営しています。
VANKYOの会社についてもっと詳しく知りたい場合には、「Vantop&Vankyoの社長インタビュー記事」がわかりやすいので参考にさせてもらいましょう。
VANKYO タブレット S30のスペック
VANKYOのタブレットS30のスペックは以下のとおりです。
仕様 | 概要 |
---|---|
OS | Android10.0 |
ディスプレイサイズ | 10.1 インチ 1920×1200 フルHD |
CPU速度 | Octa-core A55 1.6 GHz |
RAM容量 | 3 GB |
ストレージ | 32GB 最大512GBカードを追加可能 |
通信形式 | Bluetooth5.0, Wi-Fi, GPS |
カメラ | リア:13MP フロント:8MP |
バッテリー | 6000mAh |
生体認証 | 顔認証 |
充電 | USB Type-C |
商品の重量 | 1.06 kg |
2021年NEWモデルと旧モデルとの違いは「Android9.0→Android10.0」へ変更、重量が「580g→1.06 kg」になったくらいだと思われます。
重量が倍になってるから、変更した点はもっとあるのかもしれません。
VANKYO S30のAnTuTuベンチマーク
VANKYO S30にベンチマークアプリ「AnTuTu」をインストールしてみましたが対応してませんでした。
端末情報は確認できたので、いくつかの情報を抜粋しておきます。
CPU構成 | 4xARM Cortex-A55 4xARM Cortex-A55 |
CPUモデル | Unisoc SC9863a |
コア数 | 8 |
クロック周波数 | 768.0~1600.0MHz |
レンダラー | PowerVR GE8322 |
画面DPI | 280dpi |
旧モデルのAnTuTuベンチマーク結果は90000前後のようなので、2021NEWモデルも同等くらいかと思われます。
VANKYO S30のレビュー
VANKYO S30は中華製で、19,999円で販売しています。ただ、4,000円クーポンが発行されているので、15,000円前後で購入できるかと思います。
VANKYO S30の付属品は以下の通りです。
- S30タブレット
- USB充電器
- USB Type-Cケーブル
- simピン
- 取扱説明書
- 保証書
保証期間は1年間です。故意ではない破損等あれば、Amazonの注文履歴から問い合わせてみてください。
タブレット本体にはフィルムが貼ってありますが、このフィルムは剥がして使います。
裏面はシルバーです。1色しかないので好きな色を選べないのは残念ですね。
裏面にはライトがありますが、標準ライトアプリが見当たりませんでした。新たにライトアプリを入れて点灯してみるとスマホより暗いです。
横向きで持った時、上側に電源とボリュームボタン。左側に充電口とイヤホンジャック、外部ストレージ。下側にステレオスピーカーがあります。
初期設定は案内に従って行えばOKです。日本語に対応しています。
Youtubeは1080pフルHDで見れました。多少もたつくような感覚はありますが、よほどせっかちな人でなければ問題ないと思います。
10インチあるのでスマホより画面が大きく綺麗に見れました。4Kは表示されず、音は流れるものの映像は見れませんでした。
ブラウザでのネットサーフィンも問題ありません。ストレスなく閲覧することができます。
画面が十分明るいので、画像の色も映えますね。
Youtubeなどの動画、ブラウザ閲覧の日常使いにばっちり使えます。また、6,000mAhの大容量バッテリーで、かなりバッテリー持ちも良いです。
旧モデルの口コミではwifiが切れるといった内容がありましたが、2021年NEWモデルを使ってみた感じでは切れることはありませんでした。
VANKYO S30はゲーム使用はオススメしない
VANKYO S30がAnTuTuベンチマークでは9万点ということは、最近のスマホより下になるスペックです。
試しにウマ娘をインストールしてみましたが、チュートリアルの時点でカクカクです。かなりストレスを感じますが、我慢すれば遊べなくはないといった感じです。
ウマ娘でストレスを感じるということは、他多くのゲームでストレスを感じる・もしくは遊べないかと思います。
ゲームを遊ぶ目的でのVANKYO S30の購入はオススメしません。
VANKYO S30のナビの使い勝手
VANKYO S30をナビとして使ってみました。
Googleマップ・Yahooカーナビのアプリを使いましたが、GPSもきっちり機能して目的地まで問題なく案内してくれました。
ただ、タブレット本体がものすごく発熱します。何度か熱でアプリが落ちました。
常時ナビとして使うと発熱による劣化が早いかもしれません。
カーナビなら以下がおすすめです。
VANKYOタブレットS30 2021NEWモデルのまとめ
VANKYOタブレットS30について紹介しました。
VANKYO S30はAnTuTuベンチマーク10万点以下のローエンドタブレットです。
10.1 インチ1920×1200フルHDで、ブラウザや動画はストレスなく閲覧することができます。
ただ、最新のゲームをストレスなく遊べるスペックではないため、ゲームを遊ぶ目的では購入しないことをオススメします。