うさぎに限らずですが、ペットを飼っていると事故や病気のトラブルは付き物です。
我が家のうさぎも何度か「ご飯を食べない」状況になったことがあります。
つい最近も、ご飯を食べてくれなくて焦ってしまいました。
そんな時!これをやったらうさぎがご飯を食べてくれた!という、我が家の方法を紹介します。
民間療法なので、最終的には獣医師さんに診てもらうことをおすすめします。
うさぎがご飯を食べない状況は?
朝起きて、うさぎにチモシーをあげましたが、隅っこでゴロンとしたまま身動きしません。いつもなら、チモシーの袋の音が聞こえただけでも立ち上がって欲しがるのに・・・
周りをよく見ると、夜の間にうんちが出てない様子です。
我が家では、たまに野菜やペレットをあげる程度で、ほぼチモシーだけ食べさせてます。
大好物のキャベツをあげてみましたが、まったく見向きもしません。
うさぎがご飯を食べない原因は?
うさぎがご飯を食べない理由は様々あります。
うさぎが病気だった場合、自己判断での対処法は症状を悪化させる危険性があります。
動物病院に連れて行き、獣医師さんに診察してもらうのが一番安全です。近所の動物病院で、うさぎを診察してくれる病院を把握しておくことをオススメします。
うさぎを外に連れ出すのが難しい時は、獣医師さんが往診してくれる病院を探しておきましょう。
うさぎのうっ滞でご飯を食べない
うさぎは自分の毛を毟り取って食べちゃいます。毛づくろいで毛を飲み込んでしまうこともあります。
うさぎが飲み込んだ毛は、正常な状態ならきっちり排泄されます。
だだし、消化管が弱っている場合には上手く排泄されず、胃や腸などの消化管内に毛が溜まってしまいます。
溜まった毛により消化管の機能が低下し、食欲がなくなったり、うんちが出なくなったりします。
このような状態を「消化管うっ滞」と言い、放っておくと命に係わる病気です。
- 繊維質(チモシーなど)が少ない食事
- ストレスや怪我などの痛み
- その他病気
などなど、毛が詰まったり、うっ滞となる原因は多いので注意が必要です。
ストレスでご飯を食べない
うさぎはか弱いので、ストレスを感じやすい動物です。
うさぎの受けるストレスは、飼い主が日頃から気をつけることができるので注意して見てあげましょう。
例えば、我が家のうさぎは爪切りの音で足ダンします。うさぎは音に敏感なので、静かな環境で飼うのがオススメです。
また、うさぎは季節による「暑さ」「寒さ」でもストレスを感じる場合があります。
うさぎが快適に過ごせる室温は20度前後と言われているので、エアコンで一定の温度を調節してあげてください。
歯が伸びすぎてご飯を食べない
うさぎは歯が伸び続けます。1年で10cmも伸びるそうですよ。
飼い主が気が付かないうちに歯が伸びてしまい、咬み合わせが悪くなったり、口内を傷つけてしまったりすることがあります。
口の中が痛くて食欲が低下することもあるので、歯や口の状態はよく見てあげましょう。
歯が伸びすぎないようにするためにはチモシーを食べさせるのが一番です。
チモシーの硬さがうさぎの歯を削ってくれます。
繊維質によって腸内環境を整え、うっ滞予防にも有効なので、メインの食事はチモシーにすることをオススメします。
うさぎがご飯を食べなくなった時の我が家の対処法

今回ご紹介するのは、ご飯を食べなくなった我が家のうさぎの対処法です。
場合によっては悪化させる危険性があるので、うさぎがご飯を食べなくなった時は、動物病院で獣医師さんに診察してもらうことをオススメします。
ラビット・ヘアボールリリーフを使う
うさぎが初めてご飯を食べなくなった時、いろいろ検索しました。
恐らく、毛が詰まっての「消化管うっ滞」だろうと判断し、ペットショップへ行って「ラビット・ヘアボールリリーフ」を購入しました。
ラビット・ヘアーボールリリーフは「うさぎ用毛玉対策栄養補助食」で、配合されている青パパイヤが、うさぎの体内にある毛を柔らかくして排出を促してくれます。
ラビット・ヘアーボールリリーフはチューブ状で食べやすい形状ですが、我が家のウサギは食べてくれませんでした。
そんな時は指ですくい、うさぎの鼻先にペトッと付けてあげれば舐めとってくれます。
味がわかるとチューブから直接食べてくれるようになったので、食べてくれない時はまず鼻先ペロリから試してみてください。
ラビット・ヘアーボールリリーフを食べさせた結果、我が家のうさぎは1,2日で草を食べるようになってくれて、うんちも出るようになりました。
ラビット・ヘアーボールリリーフ効果の結果かどうかは不明ですが、1つの方法として参考にしてください。
うさぎを温める方法
「うさぎ うっ滞 応急処置」などで検索すると、マッサージや温めるといった対処法がヒットします。
この対処法はうっ滞であれば効果が期待できるようですが、他の原因でご飯を食べないのであれば症状を悪化させる危険性があるので注意してください。
我が家のうさぎがご飯を食べなくなった時、耳を触るととても冷たくなっています。
「消化管うっ滞」の症状が出ると、低体温になる場合が多いようです。
このまま低体温にしておくと、うさぎの体調に悪いので体を温めてあげます。
手のひらを耳や背中に当ててうさぎの体を温めます。5分温めて5分休んで5分温めて・・・を繰り返します。
5,6回繰り返し、20、30分後にまた同じことを繰り返し・・・すると、ご飯を少し食べてくれるようになりました。
あとは放っておいても食べてくれましたが、症状が改善しない場合は速やかに獣医師の診察を受けてください。
我が家のうさぎは、この体を温める対処法で数回ご飯を食べてくれるようになりましたが、実際に効果があるのかは不明です。

我が家のうさぎは8歳になってまだまだ元気だよ!
うさぎがご飯を食べない時の対処法のまとめ
我が家のうさぎがご飯を食べない時、「ラビット ヘアーボールリリーフを使う」「体を温める」といった方法で食べてくれるようになりました。
うさぎがご飯を食べなくなる原因としては
- うっ滞
- ストレス
- 歯や口内の異常
などが考えられます。
ただし、その他の病気や原因の可能性もあるので、飼い主だけの判断では間違える可能性も十分あります。
獣医師さんの診察を受けることが一番の安全なので、かかりつけの獣医師さんに相談してみてください。