日本経済新聞のサイトに「弘川真司(16歳)は、オンライン上で大金を稼いで自分の母親のために家を買ってあげました。」という記事がありました。
どうやら日本経済新聞の公式サイトではなく偽物のサイトで、ビットコインを稼げる話からお金を振り込ませる詐欺のようです。
お金を絶対に振り込まないよう注意してください。
弘川真司(16歳)は、オンライン上で大金を稼いで自分の母親のために家を買ってあげました。
「弘川真司(16歳)は、オンライン上で大金を稼いで自分の母親のために家を買ってあげました。」は以下のように表示されます。

URLは「https://euro-times.org/n/nikkei/~以下略」になっていて、日本経済新聞の公式サイトとは違うので注意してください。
画像にはテレビ番組「マツコ会議」のものが使われていて、ビットコイン取引の自動化プラットフォーム「Bitcoin Future」についての記事が書かれています。
記事の内容(一部抜粋)
10代の少年である真司氏は、私たちにこのように語ってくれました。「今までの経験上、お金を稼ぐのにベストなのはこの方法です。私はごく一般的で、勤勉な家庭の出身です。自分のため、そして母のためにただ少しでも多くお金を稼ぎたいと思っていただけです。最初に母に話したときは、信用されませんでしたが、とてもシンプルでした!」
真司氏はテレビ番組「マツコ会議」に出演し、ビットコイン取引の自動化プラットフォーム「Bitcoin Future」について紹介しました。考え方は非常に簡単です。たとえ、投資経験や技術的な能力がなくても、ビットコインブームでお金を儲けるチャンスを一般の人に与えるのです。
プラットフォーム上で資金(通常250ドル以上)をデポジットすればよいだけです。そうすると、取引アルゴリズムが自動的に機能し始めます。コンピューターと機械学習アルゴリズムが、ビットコインを安く買い、高く売るタイミングを正確に把握します。母親のクレジットカードを使い、自分へのクリスマスプレゼントとし初めて入金を行った、と真司氏は話します。彼が稼いだお金で最初に買いたいと思っていたのは、Xboxです。
以下略
会員登録して250ドル以上振り込めばお金を稼げますよ~という詐欺のようですね。もしかしたら本当に稼げるのかもしれませんが、可能性としたら低いと思います。

実際に試したわけじゃないから詐欺と決めつけるのはよくないのかな・・・
ただ、日本経済新聞を装ってお金を振り込ませようとしていること自体が怪しいので、振り込まない方が賢明なんじゃないかと思います。
弘川真司は実在するの?
登場する画像はマツコ会議のもので、マツコ・デラックスと中高生企業家として登場した人が使われています。
番組に登場した中高生企業家に弘川真司という人物はいないので、この詐欺サイトに書いてある内容は架空のお話ということになります。
もう1人、女性の画像が使われていて、日経ジャーナリストの永田裕美子氏と書かれています。
こちらの名前を検索すると、日本経済新聞の記事に登場する名前ではありましたが、日経ジャーナリストではなかったです。
架空の人物による架空のお話ということがわかったので、限りなく詐欺に近いんじゃないかと思います。
Bitcoin Futureのサイト
「弘川真司(16歳)は、オンライン上で大金を稼いで自分の母親のために家を買ってあげました。」の記事にあるリンク「Bitcoin Future」をクリックすると怪しいサイトに誘導されます。

名前とメールアドレスを入力すると電話番号を要求されます。電話番号を入力してもエラーが返ってきます。

お金を振り込ませるのが目的ではなく、名前・メールアドレス・電話番号を盗み取るためのフィッシング詐欺の可能性もあります。
弘川真司(16歳)は、オンライン上で大金を稼いで自分の母親のために家を買ってあげました。のまとめ
「弘川真司(16歳)は、オンライン上で大金を稼いで自分の母親のために家を買ってあげました。」は詐欺サイトです。
日本経済新聞を装ってますが、URLが公式サイトと違うので間違えないよう注意してください。
また、儲け話からお金を振り込ませる記事の内容が書かれています。実在しない人物のお話なので偽物のもうけ話です。
詐欺である危険性が高いので、登録したりお金を振り込んだりしないよう注意してください。