エプスタイン事件のドキュメンタリー「サバイビング・ジェフリー・エプスタイン」の内容とは?

エプスタイン事件のドキュメンタリー「サバイビング・ジェフリー・エプスタイン」の内容とは?漫画・アニメ・動画

知らない世界を初めて見た時、「この世界ではこれがあたりまえなんだよ」と言われたら納得してしまうかもしれません。

超大金持ちが児童買春の罪で逮捕された事件「ジェフリー・エプスタイン事件」ですが、その被害者たちのドキュメンタリー「サバイビング・ジェフリー・エプスタイン -アメリカの闇-」が怖い。権力者怖い。

アメリカの闇というより世界の闇だよね。

ジェフリー・エプスタインはどのような手口で性的搾取を行ったのか?事件について、当時の様子を被害者の口から生々しく振り返る映像作品をご紹介します。

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ジェフリー・エプスタイン事件とは?

ジェフリー・エプスタインは大富豪で著名人とも交友関係があり、様々な分野に影響力があった人物。

裏の顔は、金と権力を使って何も知らない少女たちを集め、マッサージを装って1日3回オーガズム求めた異常性欲者です。

1度逮捕・起訴されましたが、司法取引により減刑されて禁錮18ヵ月という判決になり、収監から13ヵ月で出所。その間、なぜか刑務所の出入りは自由だったそうです。

2度目の逮捕後、勾留されていた拘置所内で首を吊っているところを発見。検視結果から自殺であると発表されました。

サバイビング・ジェフリー・エプスタイン -アメリカの闇-について

サバイビング・ジェフリー・エプスタイン -アメリカの闇-」は、エプスタイン事件による女性被害者たちの告発ドキュメンタリーです。

未成年で10代であった少女は、お金持ちの煌びやかな生活に誘われるがまま招き入れられ、何もわからないまま性的搾取されました。

若さゆえの無知さや野心を利用した、卑劣で巧妙な罠に引っかかった少女たちは「何もなかった」こととして沈黙します。

しかし、同じような被害者が大勢いることを知り、彼女たちは権力者と戦う決意をするのです。

サバイビング・ジェフリー・エプスタインの登場人物

サバイビング・ジェフリー・エプスタインに登場する主な人物について紹介します。

中心人物
  • Jeffrey Epstein(ジェフリー・エプスタイン)
    大金持ち、児童買春で逮捕、自殺
  • Ghislaine Maxwell(ギレーヌ・マクスウェル)
    エプスタインと親しい仲、女性を勧誘していた、逮捕

この2人がエプスタイン事件の中核です。エプスタインがいない今、すべてを知るのはギレーヌだけになります。

ギレーヌは逮捕されていますが、まだ事件についてすべてが解明していません。

共謀を疑われる4人の女性
  • Sarah Kellen(サラ・ケレン)
    ギレーヌの助手?女性を勧誘
  • Nadia Marcinkova(ナディア・マルシンコ)
    女性を勧誘・従事、エプスタインの被害者とも言われている
  • Adriana Ross(アドリアーナ・ロス)
    女性を勧誘・従事
  • Lesley Groff(レスリー・グロフ)
    エプスタインの助手?マッサージ計画の調整係?

映像にはほとんど登場しませんが、エプスタイン事件について、4人の潜在的な共謀者とも言われています。

全員不起訴になっていて、現在も普通の生活を送っているそうです。

エプスタインと関係のあった男たち
  • Jean-Luc Brunel
    モデル事務所オーナー
  • Alan Dershowitz
    エプスタインの弁護士
  • Leslie Wexner
    ビクトリアズシークレットなど有名ブランドのCEO
  • William Richardson
    ニューメキシコ州知事
  • Gypsy Gita
    マッサージ師
  • Prince Andrew
    イギリス王室第2王子
  • Jay Lefkowitz・Roy Black・Kenneth Starr
    弁護団
  • Alex Acosta
    連邦検事

エプスタインと深く関わったであろう登場人物です。その多くがおじさんとおじいちゃん。

年をとってもなお、性への欲は尽きないんでしょうね・・・

被害者の女性
  • Courtney Wild
    14歳の被害者
  • Jena-Lisa Jones
    14歳の被害者
  • Virginia Giuffre
    16歳の被害者
  • Teresa Helm
    22歳の被害者
  • Marijke Chartouni
    モデルの被害者
  • Kiki Doe
    モデルの被害者
  • Rachel Benavidez
    マッサージ学校の被害者
  • Chauntae Davies
    Gypsy Gitaの弟子の被害者

被害者の女性の共通点は「低所得層の子供」「弱みのある子供」です。貧しい子供や弱みのある子供にお金や権力をちらつかせて誘惑するのがエプスタインやギレーヌの手口でした。

エピソード1・誘惑

低所得者の女の子がどうして大金持ちのエプスタインと出会うのか?その経緯が被害者の女性自ら語られます。そしてどのようにマッサージさせれたのか・・・

手口としてはこうです。

簡単なマッサージするだけで200ドル貰えるけど、どう?やってみない?

これは、エプスタイン本人からではなく、学校の友人から誘われます。

友達がやってるならやってみようかな・・・お金も貰えるし。

14歳の少女が友達から誘われた時、どこまで危険を感じ取れるのでしょうか・・・怪しいとは思いつつも誘いに乗ってしまった少女たちが性的搾取の被害に遭っていきます。

そして密室空間におじさんと2人きり。服を脱ぐように言われた時に何人が断れるでしょうか・・・

被害に遭った女性の中には2度とエプスタインの元へ行かなかった人もいれば、再度向かう人もいたようです。

その理由はもちろん「お金」。恐怖で支配するのではなく、お金で少女を支配し「マインドコントロール」していくのです。

また性的なマッサージをさせられるんじゃないかと思っている少女に対し、エプスタインは別の提案をします。

「同じくらいの年の子を連れてくれば200ドル渡すよ」

そして少女は、新しい被害者を勧誘するのです。

勧誘してくる宗教とか儲け話は気を付けないといけないな・・・

エプスタインの過去

エプスタインは労働階級生まれだそうで、元々はお金持ちではなかったそうです。

教員を経て大手投資銀行で働き、大金を手にします。しかし、その方法はインサイダー取引という不正な方法で、取引の後すぐに大手投資銀行を退職したそうです。

インサイダー取引は、未公表の内部情報を利用して利益を得る不正取引です。

そしてさらにねずみ講詐欺や投資詐欺を利用して富裕層の仲間入りを果たします。

モサドというイスラエルの工作員だったという噂もあるんだよ。噂だから本当かどうかはわからないよ。

ギレーヌの過去

ギレーヌはメディア王「ロバート・マクスウェル」の娘です。イギリスの大富豪の娘でしたが、ロバートがヨットから転落し、事故死してから運命が変わります。

ロバートは多額の借金を抱え、グループ企業が経営難になっていたことを隠していました。そして、従業員の退職金を使い込んでおり、多くの従業員の退職金が消えてなくなっていました。

ギレーヌら家族はマスコミに追われ、イギリスからアメリカへ移住することとなります。

ギレーヌのお父さんもモサドだったという噂もあるよ。もしかしたらギレーヌも・・・

エプスタインとギレーヌの出会い

エプスタインのギレーヌがいつどこで出会ったのかは不明です。

ですが、エプスタインは上流階級のマナーや交友関係を求め、ギレーヌは父親の代わりを求めて互いに惹かれあったのは間違いないでしょう。

ギレーヌはエプスタインの求めるものをすべて与え、エプスタインは著名人の交友関係を広めていきました。

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エピソード2・トラップ

新たな女性被害者から当時の様子が語られ、エピソード1からさらに掘り下げた話になっていきます。

エプスタインは、スーパーモデルが活躍する「ビクトリアズシークレット」を買収したエルブランズCEO「レスリー・ウェクスナー」と出会い、ウェクスナーの資産管理をエプスタインに任せる契約をしていました。

この怪しい関係でさらにお金を増やしたエプスタインは、レスリー・ウェクスナーを利用してモデル業界へと足を踏み入れます。

エプスタイン:モデル事務所のオーナーと知り合いだから面接セッティングするよ。その代わり女の子紹介してね。交換条件だよ。

ジャン=リュック・ブルネルはモデル業界でも有名なオーナーです。ギレーヌとは古い知り合いでエプスタインに紹介されました。

エプスタインは豊富なお金、ブルネルはモデルを選び放題。最悪なタッグの完成です。

ブルネルはエプスタイン事件では起訴されませんでしたが、2020年12月16日、未成年者への性的暴行容疑でフランスで逮捕されたようです。

エピソード3・脱出不可能

いよいよヴァージン諸島にあるリトル・セント・ジェームズ島、通称「エプスタイン島」の登場です。

エプスタインはこの島で、少女たちに裸で過ごすよう命じたこともあるそうです。

まさに監獄。自分の欲望のままに好きなことができる、漫画や映画に出てくる治外法権のような島が実際にあったんですね。

自家用機の名前は「ロリータ・エクスプレス」。警察などに知られることなく、人身取引ができる島でした。

モデル業界で有名なオーナー「ジャン=リュック・ブルネル」は、東欧から極秘にモデルを連れてきました。

モデルは弱い立場にあり、仕事だと思って連れてこられた場所で性的に暴行されていたそうです。言葉も通じず、パスポートも取り上げられ、されるがままになる他ありませんでした。

飛行機の搭乗記録にはトランプ元大統領やクリントン元大統領など、著名人の名前がたくさんあったそうだよ。

アンドリュー王子

イギリス王室第2王子のアンドリュー王子はギレーヌの友人でした。ギレーヌの紹介でエプスタインとアンドリュー王子は懇意の仲になったようです。

被害者女性の1人「バージニア・ジェフリー」が、「私はアンドリュー王子に3度買われた」と告発しました。

アンドリュー王子は否定していますが、真相については未だ解明されてません。

エプスタイン逮捕

ついにFBIが動き出し操作を開始しました。

これにヤバイ!と思ったエプスタイン弁護団は、連邦検事「アコスタ」と水面下で司法取引をします。

司法取引の内容は「売春教唆」と「未成年への売春教唆」この2つの罪を認め、性犯罪者として登録する代わりに減刑するという内容です。

下された判決は「18か月の禁固刑」。組織的な人身取引であるにもかかわらず、被害者たちの証言は無視され、かなり軽い処罰になりました。

最終的には13か月で出所し、その間、刑務所の出入りも自由だったそうです。

権力者と戦うということ

エプスタイン事件の被害者がアンドリュー王子やアラン・ダーショウィッツ弁護士を性的虐待に関与した人物として告発するも、ダーショウィッツやマスコミから総攻撃を受けます。

マスコミはいつの時代も「強い者への味方」なイメージがありますね。

権力者と戦うというのは怖くて仕方ありません・・・簡単に消し飛ぶじゃないですか・・・

被害者は数多くの少女たちですが、名乗り出たのはごく一部。それは権力者と戦うことの怖さと、性的虐待という名乗り出ることの恥ずかしさからです。

ですが、広がりを見せたのはネットを通じた「#MeToo運動」です。

「私も性的虐待による被害者です。」という人たちが名乗り出て、世間の人たちが告発者を信じるようになっていきました。

今の時代はマスコミより世論を動かした方が強いですね。

エプスタイン2度目の逮捕

2019年7月9日、エプスタインは「性目的の人身取引共謀罪」と「未成年女性に対する性目的の人身取引罪」により2度目の逮捕をされました。

8月10日、看守が監房を見に行くとエプスタインが首を吊っているのを発見しました。

この自殺には疑問視する人が多く、「他殺では?」「暗殺されたのでは?」「実は生きてるのでは?」といった陰謀論も多く語られています。

エピソード4・復讐

エプスタインは死亡しましたが、被害者の戦いは続きます。多くの被害者たちが証言台に立ち、自分の身に起きたことを証言します。

告発者の中には脅された人もいるようです。権力者と戦うということはやっぱり怖いことですね。

エプスタインがいない今、次に逮捕されるべきは共謀者の面々です。

ギレーヌ・マクスウェルは2020年7月2日に逮捕されました。

しかし、共謀を疑われる4人の女性やアンドリュー王子、ダーショウィッツ弁護士など、エプスタインに関わった多くの人たちが逮捕されることがありませんでした。

今後ギレーヌが事件について何を語るのか?注目してみていきたいと思います。

サバイビング・ジェフリー・エプスタインのまとめ

エプスタインのような富豪の影響力は、アメリカの司法をも動かす力があった。でも、FBIや警察など、権力の及ばないところもあるんですね。

この映像作品にはトランプ元大統領やビルゲイツなんかの名前も出てきます。他にもクリントン元大統領やバイデン大統領も関わりがあるとか・・・

それだけの財力とコネがありながら、あっさり死んでしまうというのも怖い話だなと感じる作品でした。

サバイビング・ジェフリー・エプスタインはAmazonプライムで見ることができます。気になる方は是非見てみてください。

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