フィラリアとは?日本で○○%の犬や猫が感染中!?

「フィラリア」って、犬や猫を飼っていると1度は聞いたことのある病気だと思います。

「怖い病気」というのは知っているけど、どんな病気か詳しく知らないことが多いですよね。

そこで今回は「フィラリア」について調べてみたので、犬や猫を飼っている人は参考にしてください。

フィラリア症(犬糸状虫症)とは?

フィラリア症(犬糸状虫症)は、犬や猫を宿主にする「寄生虫」です。

漢字で「糸状虫」と書くように、糸のような細い虫が肺・心臓へ寄生します。

感染経路は「蚊」

フィラリアの幼虫を持つ蚊に刺されることで、フィラリアに寄生されてしまいます。

フィラリアの生態

フィラリアの幼虫を持つ蚊が犬や猫に吸血すると、蚊の刺し口から犬や猫の体へフィラリアの幼虫が侵入します。

侵入した幼虫は、皮膚下や筋肉内で2か月程度かけて成長し、動脈へ移動します。

血流に身を任せながら体内を移動し、肺や心臓へと住み着き成虫になります。

成虫となったフィラリアは、寄生してから6か月程度で交配し、赤ちゃん「ミクロフィラリア」を生みます。

生み出されたミクロフィラリアは血液中を漂い、蚊に吸血され、蚊の体内で脱皮しながら幼虫となり、新たな宿主へと寄生します。

フィラリア成虫の寿命は6、7年、ミクロフィラリアの寿命は1、2年になります。

フィラリアの感染率

フィラリアの感染率は犬と猫で異なるようです。

犬の場合、約30%がフィラリアに感染していると言われています。

猫の場合は、約10%がフィラリアに感染していると言われています。

犬より猫の方が感染率が低いのは、猫の体内だとフィラリアの発育が悪くなるからだそうです。

それでも10%という数字は無視できない怖い数字なので、きちんとした予防や駆除が必要になります。

ちなみに、フィラリアは人間に感染することもあるようですが、ごく少数のようです。

人間の体の中では成長も長生きもできないようなので、心配する必要はなさそうです。

フィラリアは蚊を媒介とするため、感染した犬や猫と触れ合っても大丈夫だそうです。

フィラリアの症状

フィラリアは肺や心臓に寄生するため、心肺機能に負担がかかります。

遊ばない、疲れやすくなる、咳、呼吸困難など・・・重症化すると突然死を起こすこともある危険な病気です。

フィラリアが寄生してから成長するまで数か月かかるので、寄生されていることに気が付くのが遅れる危険性があるので注意してください。

フィラリアの治療方法

フィラリアは薬で駆除できる病気です。

ただし、フィラリアの数が多いと、薬で駆除したフィラリアが血管を詰まらせてしまう危険性があります。

その場合は、外科手術も治療方法の1つなので、獣医師に相談することをオススメします。

フィラリアの駆除薬

フィラリアの駆除薬はAmazonや楽天市場など、通販サイトでは販売していません。

獣医師から処方されなければ購入することができないお薬になります。

ですが、海外から個人輸入する方法で購入することは可能です。

副作用やアレルギーなどの危険性があるため、獣医師に相談してから購入・使用することをオススメします。

フィラリアは予防できるの?

フィラリアの予防は、駆除薬を使用することで可能になります。

例えば、フィラリアの予防として人気の「ネクスガードスペクトラ」。

この薬を定期的に使用することで、フィラリアに感染したとしても予防することが可能となります。

予防と言っても、「蚊に刺されなくなる」「フィラリアに感染しなくなる」というわけではなく、繁殖する前に駆除するお薬なので注意してください。

HDUの計算で予防する

フィラリアの予防期間の考え方で、「HDU」というものがあります。

HDUは、フィラリアの感染期間を計算式で表したものになります。

蚊は、気温が14度以上になると吸血を開始します。

つまり、気温が「14度以上になる季節」~「14度以下になる季節」の期間まで予防すると効率がいいですよ!という計算式です。

自分で計算するのは面倒なので、DSファーマアニマルヘルスの「全国 犬のフィラリア感染期間の目安」を参考にするのがオススメです。

HDUはフィラリア予防の1つの考え方なので、実際の薬の投与は獣医師に相談しながら決めてください。

フィラリア感染率情報1:3年で95%以上の犬が感染

こちらの病院の公式サイトでは、フィラリアは予防薬により激減し、都市部では過去の病気と記していますが、地方では少なくないとしています。

地方の屋外飼育の場合、1年で50%、2年で80%、3年で95%以上のほとんどの犬がフィラリアに感染してしまうと記載しています。

また、猫のフィラリア感染の危険性もあるため、予防薬の対処法を推奨しているようです。

フィラリア感染率情報2:50%前後の犬が感染

こちらの病院の公式サイトでは、1999年のデータで全国平均の感染率は、50%前後の犬がフィラリアに感染していると記載しています。

また、2015年に実施された獣医師向けインターネットサイトによるアンケート調査では、具体的な数字は記載していませんが、まだまだ全国的に感染がみられると記載しています。

フィラリア感染率情報3:3年で92%の犬が感染

こちらの病院の公式サイトでは、蚊が出現する夏を1シーズン過ごしたときのフィラリア感染率は38%、2シーズンでは89%、3シーズンでは92%と記載しています。

データは東京地区と書かれているので、東京でも高い感染率だということが伺えます。

フィラリア感染率情報4:年に10数頭の犬が死亡

こちらの病院の公式サイトでは、年に10数頭の犬がフィラリアで亡くなるのを確認しているようです。

診察に来る全体数が見えないため死亡率は不明ですが、実際に死亡している犬がいるということを頭に入れておく必要がありそうですね。

フィラリア感染率情報5:猫の10頭に1匹が感染

こちらの病院の公式サイトでは、猫の10頭に1匹がフィラリアに感染していると記載しています。

この情報の元となるデータは、フィラリア予防薬「シンパリカ」や「レボリューション」を製作・販売している「ゾエティス・ジャパン」のデータなので信頼性が高そうですね。

ただ、2010年という古いデータなので、現代には当てはまらないかもしれません。

フィラリア感染率情報6:猫への成虫感染率は0.8%

こちらの病院の公式サイトでは、1997年に埼玉県の猫を対象としたフィラリアの成虫の感染率が0.8%であったとする報告を記載しています。

幼虫の感染も含めると、「ゾエティス・ジャパン」のデータ、猫の10頭に1匹がフィラリアに感染しているということを記載しています。

フィラリア感染率情報7:34.6%の犬が感染

こちらの病院の公式サイトでは、2001年に発表された全国調査で34.6%の犬がフィラリアに感染していたと記載しています。

予防をせずにひと夏を越したときの犬フィラリア症の感染率は1年目38%、2年目89%、3年目92%と、他の病院でも記載していた情報と一致します。

フィラリア感染率情報8:22.7%の犬が感染

こちらの病院の公式サイトでは、2000年の調査で35%の犬がフィラリアに感染していると記載しています。

また、東日本大震災で保護された犬の約半数がフィラリアに感染していたとも記載しています。

2013年、神奈川の動物保護センターに保護された犬のデータでは、22.7%がフィラリアに感染していたそうです。

こちらの情報は、ポスターが動物病院に配布されたそうなので、信頼性の高い情報と言えます。

フィラリアの感染率のまとめ

いかがでしたでしょうか?

ネット上にあるフィラリア感染についての情報を集めてみましたが、動物病院に記載されている情報しか見つけられませんでした。

Twitterでは、フィラリア予防薬を使用した情報はたくさんあるのですが、フィラリアに感染していたという情報は発見できませんでした。

実際、あなたの周りでは、どれくらいの犬や猫がフィラリアに感染していますか?

フィラリア予防薬を使用していれば100%防げる病気ですので、獣医師指導のもと、大切な犬や猫を守ってあげてください。

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