ブロードラインの副作用とは?猫の死亡例ってあるの?

ノミ・マダニ・寄生虫の駆除、そしてフィラリア予防に人気のお薬「ブロードライン」。

私の猫も毎年お世話になるお薬なんですが、心配なのは副作用

ブロードラインには、いったいどのような副作用が報告されているのか?

調べてみたので、お薬使用の参考にしてください。

ブロードラインとは?

ブロードラインは、猫に寄生したノミ・マダニ、および寄生虫の駆除、そしてフィラリア予防のお薬として人気のお薬です。

似たようなお薬に「フロントラインプラス」がありますが、ノミ・マダニの駆除は同じお薬成分が効果を発揮します。

つまりブロードラインは

フロントラインプラス+寄生虫駆除+フィラリア予防

になります。

ブロードラインは最も多くの寄生虫に効果のあるお薬

  • 猫回虫
  • 猫鉤虫
  • 瓜実条虫
  • 猫条虫
  • 多包条虫
  • 犬糸状虫(フィラリア)

などの寄生虫に有効です。

ブロードラインはノミを媒介とする「瓜実条虫」に対し最強の薬!

ノミは「瓜実条虫」という寄生虫を保有していることをご存じですか?

瓜実条虫を保有しているノミを、猫が毛づくろいなどで飲み込んでしまうことで、猫が瓜実条虫に寄生されてしまいます。

瓜実条虫は、猫に寄生すると卵入りの体を切り離して、お尻からウネウネと出てきます。

これをノミの幼虫が食べることで瓜実条虫を保有し、新たに猫へ寄生して増殖していきます。

この瓜実条虫を駆除するにはブロードラインが効果的です。

我が家の猫もノミと瓜実条虫に寄生され、ブロードラインを使ったところ、その日のうちに瓜実条虫の姿が見えなくなりました。

ノミの駆除にも効果的なので、オールインワンの薬と言えます。

同じようなノミと寄生虫駆除のお薬に「レボリューション」がありますが、レボリューションでは瓜実条虫を駆除できないので注意が必要です。

ブロードラインの副作用とは?

ブロードラインはお薬なので、副作用の危険性について考えなければいけません。

ブロードラインの取り扱い説明書には以下のように記載されています。

  • まれに、他の外用殺虫剤と同様に本剤の投与後、個体差による一過性の過敏症(投与部位の刺激によるそう痒、発赤、脱毛)が起こることがある。
  • まれに、本剤の投与により、投与部位の被毛の変色が見られることがある。
  • 動物が舐めた場合、一過性の流涎が観察されることがある。
  • 本剤を猫に高用量で投与した安全性試験において、投与後に一過性の瞳孔の拡張が認められたが、数日以内に自然に回復した。

幸い、私の猫はこのような副作用が確認されたことはありません。

友人の猫は、ブロードラインを滴下したところに脱毛が見られました。

猫の個体差は大きいと思われるので、獣医師に相談してから使用してください。

ブロードラインの人への影響は?

ブロードラインは猫専用のお薬なので、他の動物には使用できません。

もちろん、人への使用もダメですが、猫へ投与する時に手に薬剤が付いてしまうこともあると思います。

手についた薬剤を誤って口に入れてしまうと危険なので、手についた場合は速やかに手を洗いましょう。

また、ブロードラインの取り扱い説明書には以下のように記載されています。

  • 内容物が皮膚に付着した場合は、まれに一過性の皮膚反応が起こることがあるので、使用後は直ちに石けんで、手をよく洗うこと
  • 誤って目に入った場合は直ちに流水中で洗い流すこと。
  • 誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

獣医師が処方しないといけない危険なお薬です。取り扱いには十分注意してください。

ブロードラインの副作用で死亡例はある?

獣医師が副作用と思われる症状を確認した場合、農林水産省の「動物医薬品検査所」へ報告する義務があります。

動物医薬品検査所に集められた副作用の情報は「副作用情報データベース」として、私たちでも見ることが可能です。

ブロードラインを使用後、どのような副作用が報告されているのか確認してみましょう。

投与者症状転帰
飼い主トイレ以外での排尿、壁伝いの移動、
ぶつかる、瞳孔散大
不明
獣医師ふらつき(運動失調症状)、
腰を触ると痛がる、起立不能、
声が出せない、振戦、
音に対する過敏反応
治療中
飼い主具合が悪い死亡
獣医師元気消失、開口呼吸、吐血、へい死死亡
飼い主元気消失、後肢が立たない、発熱、
背中の痛み
治療中
獣医師流涎、チック様症状、けいれん、振戦、
旋回運動、瞳孔散大、盲目様症状
回復
飼い主嘔吐、急性腎不全不明
獣医師嘔吐、下痢不明

副作用の報告数を確認してみると、年に3、4件ほどです。

全国でどれだけの猫がブロードラインを使用しているか計ることはできませんが、副作用発生率としては少ないと思われます。

ただし、飼い主としては、ブロードライン投与後に死亡している例もあるということを頭に入れておくべきでしょう。

高齢や病気、その他の要因もあるため、ブロードラインの直接的な要因は不明です。

より安全に使用するため、きちんと獣医師に相談してから使用してください。

ブロードラインの副作用についてのまとめ

ブロードラインは年に3,4件ほどの副作用が報告されています。

中には死亡例も報告されているので、獣医師に相談してから使用することをオススメします。

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